ミセヌムの海岸にそびえる凝灰岩の壁に刻まれたローマ時代の貯水槽、ドラゴナーラと呼ばれるこの施設は、12本ずつの大きな柱が3列に並び、5つの船廊に分かれた四角形のプランが特徴です。壁はオプス・レティキュラトゥム形式で覆われ、その上にコッチョペストで仕上げがされています。元々はアーチ型の天井に開いた3つの大きな開口部から上方にアクセス可能でした。最近の発掘で、コッチョペストの防水層で覆われた階段でアクセスできる水槽が明らかとなり、その水槽は傾斜面を通じて下の貯水槽と繋がっています。学者の中には、この貯水槽がミセナの艦隊の船に給水する役割を担っていたと考える者もいますが、もっと南の海岸にある住宅用ヴィラに関連していた可能性もあり、文学資料の証言に基づくとティベリウス帝の治世下で亡くなったルクッルス所有のヴィラであったと推測されています。その後、帝国財産に編入されました。
ドラゴナーラ洞窟についての情報
ドラゴナーラ通り
80070 バコリ(ナポリ)
+39.081.5235593(管理者窓口);+39.081.5233797(バイア考古学財産局)
ssba-na@beniculturali.it
出典: MIBACT

