多くの人はヨーロッパ全域で国境なしの移動があると誤って思い込んでいますが、実際はそうではありません。実際には、「国境なしの移動」という概念は、相互に内部国境検査を行わないことに合意したシュengen協定地域(シェンゲン圏)と呼ばれる特定のヨーロッパの国々のグループにのみ適用されます。イタリアもその一つです。
2023年時点でシュengen圏に属する国々は以下の通りです
- オーストリア
- ベルギー
- クロアチア
- チェコ
- デンマーク
- エストニア
- フィンランド
- フランス
- ドイツ
- ギリシャ
- ハンガリー
- アイスランド
- イタリア
- ラトビア
- リヒテンシュタイン
- リトアニア
- ルクセンブルク
- マルタ
- オランダ
- ノルウェー
- ポーランド
- ポルトガル
- スロバキア
- スロベニア
- スペイン
- スウェーデン
- スイス
実際には、これは上記に挙げたシュengen圏内の国々に滞在する限り、国境を越えるたびにパスポートコントロールを受ける必要がないことを意味します。逆に、イギリスやアイルランドのようなシェンゲン圏外の国に入る場合は、パスポートコントロールを通過する必要があります。
注意:人々はしばしばシェンゲン圏とEUを混同しますが、多くの重なりはあるもののEUに属しながらシェンゲン圏外の国もあり、またEU非加盟国でありながらシェンゲン協定加盟国もありますので、混同しないようにしてください。
短期滞在ビザ(またはビザ免除)のほとんどの場合、シェンゲン圏内での滞在許容量は180日間のうち90日間です。
最も簡単な理解方法は、シェンゲン圏から出国して自分の国や次の目的地へ向かう日を想像することです。その出国日から遡って過去180日間の間に、合計で90日を超えてシェンゲン圏内に滞在していないことを確認すれば良いのです。

