そのコレクションはヴェネツィア共和国時代に築かれたものにさかのぼり、当時、造船モデルは特別な建物「モデルの家」にてアーセナーレ内で保管されていました。ヴェネツィア共和国時代のこの建物は設計図のアーカイブと同じ役割を果たしていました。
モデルは設計図の代わりとなり、縮尺に基づいて実際の船の建造に利用されていました。1797年のアーセナーレの略奪を逃れた共和国時代の古いモデルのいくつかは現在博物館の展示室に保存されており、ヴェネツィア船の遺物だけでなく、フランス占領及びオーストリア占領時代(1797-1866)にアーセナーレで建造された船のモデルや、過去と現在のイタリア海軍のモデルも展示されています。
展示されているモデルの多様性はヴェネツィアの枠を超え、中国や極東の海で使われた漁船のモデルの素晴らしいコレクションも含まれています。
最も壮観なモデルはドージェの式典用船ブチントーロのモデルです。モデルの隣の展示室には海戦の本物の遺物も展示されています。
博物館の一部である「船のパビリオン」はアーセナーレの橋の近くにあり、土曜日(14:30と16:00)と日曜日(11:00、12:30、14:30、16:00)の決まった時間のみに見学可能で、最大参加者数は25名です。
2000平方メートルのエリアには、典型的なヴェネツィアの船舶、古い式典用ゴンドラ、ラグーンの作業ボートが展示されています。さらに軍用船、例えば第二次世界大戦後も残る数少ない魚雷艇の一つ、そして1930年代の有名なレーサーボート「アッソ」(バリエットの船体、イゾッタ・フラスキーニのエンジン、カッタネオのパイロット)などの競走船も展示されています。
ヴェネツィア歴史海事博物館に関する情報
4月1日~10月31日まで:月曜~木曜8:45~13:30、金曜・土曜8:45~17:30、日曜・祝日10:00~17:30
11月1日~3月31日まで:月曜~木曜8:45~13:30、金曜・土曜8:45~17:00、日曜・祝日10:00~17:00
入場料5.00ユーロ

