展示はノルチャの南部セクターに位置するポルタ・アスコラーナ近くのローマ時代のクリプトポルティコの遺跡を内包する建物内に設けられています。
コレクションを収める場所は地下通路であるクリプトポルティコの遺構を取り込んでおり、紀元前1世紀後半に街のフォルム(市場・公会堂エリア)に覆われた通路を確保する目的で設計された構造です。
常設展示はクリプトポルティコの遺構見学の機会を提供するだけでなく、ノルチャの中心広場に面した市立および教区の「ラ・カステリーナ博物館」や製粉と湿田博物館とともに、ノルチャの考古学的・歴史芸術的知見を網羅的に紹介するミュージアム・サーキットの一部を形成しています。
展示品は2000年にカンポ・ボアリオ地区で行われた発掘で発見された資料で構成されており、9〜8世紀紀元前の竪穴住居村や6〜3世紀紀元前の墓地が記録されています。墓地は市の周囲に点在する多数の墓地の一つで、上流階級の人々の埋葬坑墓を特徴とし、陶器、鉄、青銅製の豊かな副葬品とともに埋葬されていました。墓碑、里程標、奉納台を含む石碑コレクションはローマ期ノルシアの豊かな碑文遺産の一部を示し、ディオニュソス・バッコスに捧げられた異教の信仰が当地で行われていたことを証明する新アッティカ様式のディオニュソスのシーンを描いた二つの石碑も展示しています。コレクションを収める場所は、前述の通り1世紀紀元前後に創設されたフォルムの覆屋頂の上に位置する屋根付き上部通路と階段で接続されたクリプトポルティコの遺構を含みます。クリプトポルティコは天井のカーブ基部の上に設けられた下向きの小窓列から光を取り入れて照らされていました。
ノルチャのポルタ・アスコラーナのローマ時代クリプトポルティコにある常設考古展についての情報
Via Roma, 36
06046 ノルチャ(ペルージャ)
0743817209
https://www.artenorcia.net
出典:MIBACT

