ペルージャのピエトロ・ヴァヌッチ美術アカデミーは、フィレンツェに次いで1573年に画家オラツィオ・アルファーニと建築家・数学者ラファエレ・ソーツィによって設立されたデッサンアカデミーとして誕生しました。1901年からは、サン・フランチェスコ・アル・プラートの古い修道院を本拠地とし、ここは1974年からも、アゴスティーノ・ディ・ドゥッチオによるサン・ベルナルディーノ礼拝堂に隣接する由緒ある場所で、樹脂石膏像のギプソテカ、美術作品の絵画ギャラリー、そしてデッサンや版画のガビネットの3つのセクションに分けられた名品コレクションの展示場にもなっています。コレクションの核となる部分は、フィレンツェのサン・ロレンツォ大聖堂内のメディチ礼拝堂からのミケランジェロ風の巨大な石膏像群(オーロラ、昼、黄昏、夜)で、16世紀にペルージャ出身のヴィンチェンツォ・ダンティによって製作・寄贈されました。ナポレオン時代には、廃止された修道会の作品が加わり、これが後のウンブリア国立美術館の基礎となる芸術収集の最初の核となりました。イタリア統一後は、アカデミーがウンブリアの芸術創造の指導者かつ推進者となり、団体や個人、特に芸術家やアカデミー会員からの寄贈によってコレクションを増強しました。1997年の地震による一時閉館を経て、アカデミー美術館は同じ場所で現代的かつ合理的な基準に基づき再整備され、200点を超えるコレクション作品をギプソテカ、絵画、デッサン、版画の構成で常設展示し、また企画展用スペースも設けています。石膏像の中でも技術と多様性に優れるものとして、巨大なファルネーゼのヘラクレス、アントニオ・カノーヴァ製作・寄贈のオリジナルコピーである三美神、ラオコーン、ベルテル・トーヴァルセンの牧童、カノーヴァのボクサー・ダモッセーノ、アモーレとプシュケが特に際立っています。絵画では、マリアーノ・グアルダバッシのオウムを連れた自画像、アニバーレ・ブルニョーリ、ドメニコ・ブルスキ、アルマンド・スパディーニ、マリオ・マファイ、アルベルト・ブッリ、ジェラルド・ドットリの作品が目立ちます。
ペルージャ美術アカデミー美術館についての情報
ピアッツァ・サン・フランチェスコ・アル・プラート、
ペルージャ(ペルージャ)
biblioteca@abaperugia.org
https://www.abaperugia.org/
出典: MIBACT

